ブティックオーサキのお洒落対談 vol.7
Beauty column...

表現力プロデュースBrilliant・室屋佳子さん × ブティックオーサキインターナショナル代表取締役 大崎


 

笑顔は良好なコミュニケーションの最高ツールです」

 

今回は、表現力プロデュースをされている室屋佳子さんにいらしていただきました。コミュニケーションを円滑により良い形にするには、笑顔が最強のツールと仰る室屋さんは、「えがお体操®」という独自の、顔の表情筋トレーニングも提案されています。お話を伺ってみました。

 

―表現力プロデュースとはどういったものなのでしょうか―
 

大崎:「今日はお忙しい中、ありがとうございます。室屋さんは表現力についてご提案をされていると伺いましたが、具体的にどのような内容なのでしょうか」
 

室屋:「人が持つ表現方法はたくさんあると思うのですが、最初の第一印象で表現力が発揮できるのは、表情と声なんです。表情は視覚に、声は聴覚にとどちらも一瞬で相手へダイレクトに飛び込んできます。第一印象はとてもインパクトがあり、この2つは人が自分を表現する上でもっとも大事だと思います。そういったことを“表現力をプロデュースする”という立場として講演やセミナー活動で提案しています」
 

大崎:「人と人のコミュニケーションにおいて、とくに笑顔は大事ですよね」
 

室屋:「仰る通りです。目線と同じ位置にあるのはその方のお顔の表情なので、その表情をみてこの方とは話しやすそうだとかこの先上手く付き合っていけるかとか感じるものなのですね。とくに笑顔については、日本人はダイナミックな表情や笑顔をつくるのが苦手なので、私は『えがお体操®』という独自の表情筋トレーニングを提案しています。笑顔が上手につくれると表情も豊かになりコミュニケーションも深まります。また美容効果としても小顔になったり目がぱっちりしたりなども期待できるんですよ」
 

大崎:「私共は接客業でもあるので、笑顔であることの重要性を感じています。しかし、仕事をしている時など自分の世界に入ってしまうので真剣な顔になりがちで、笑顔を忘れてしまうこともあります。それではいけないと思うこともあるんですけどね」
 

室屋:「真面目なお顔でお仕事に取り組むのは当然なのですけど、そんな時にスタッフから声をかけられそのままのお顔で対応すると、相手も委縮してしまうことがあります。そんな時こそ、自然な笑顔をつくれて対応できれば良いですね」
 

大崎:「それは人としても良いことですね」

 

―コミュニケーションを円滑にするための笑顔のあり方を伺いました―
 

大崎:「日常生活の中ではいろいろな感情を持ちますが、その中でどのように意識して笑顔をつくっていくのが良いでしょうか」
 

室屋:「たとえば朝起きた時にキュッと笑って、今日も楽しくスタートしようとスィッチを入れるのも良いですね。私は人前で話す仕事でありながら緊張することが多いためにいつも鏡に向かって、『嬉しい、楽しい、大好き』という言葉を言って笑顔で仕事に臨むんです。これらの言葉はすべて最後が、いの音で終わるので、全部笑顔になれるんですね。言葉の意味もネガティブなところがまったくなく、辛いことがあってもネガティブワードをポジティブに変える時にぴったりの言葉なんです」

大崎:「言霊は自分が発した言葉が耳に入るではないですか。ネガティブなことを言うとどんどんそういった方向に気持ちがいきますね。表情もそうなんでしょうね」


室屋:「まさにその通りですね。目の前の方の表情は自分が写っていると思ってください。目の前の方が怖い顔をされていたら自分もそうなんだと思い、笑顔の量が少ないと思うと良いかも知れません」
 

大崎:「自分が笑顔でいると相手も必ず笑顔になってくださいますよね。それはこちらの顔を見ているからそうなるんでしょうか」
 

室屋:「自分の顔は鏡を見ないと見ることはできないですが、一日中いろいろな所で他の人には見られています。見られているけど自分が見えてない表情を意識すると良いですね。メンタル的に悲しい時や怒りがある時もありますが、人とコミュニケーションをとる時は笑顔になって相手の笑顔を引き出すのも大事ですし、笑顔になったことで脳に指令が行き、脳が楽しいと感じてくれるんですね。そして楽しい思いに溢れるようになるんです。辛い時でも笑顔になることはとても大切なことと思うので、お顔の筋肉を動かしてリセットする意味でもえがお体操®お伝えしています」
 

大崎:「筋肉は重要ですよね。えがお体操も顔の筋肉を動かすものなのですか。顔の筋肉は鍛えられないと以前耳にしたことがありますが、違うんですね」


室屋:「顔には狭い面積の中にも約30ほどの筋肉があり、一つひとつにアプローチする方法と全体的に動かす方法で鍛えられるんですよ。いわゆる筋トレなので身体同様に顔も締まっていきます。普段は2、3割しか動かしていないので有効的に自分から意識して動かすと良いですね」
 

大崎:「表情が豊かになるのは良いですね。私も学んでみたいです」
 

室屋:「大崎社長は初めてお目にかかって、とてもソフトなイメージでステキな方と思いました。男性は顔の筋肉が固い方が多いので、笑顔をつくるのに苦労されるのですが、大崎社長はお仕事柄もあるのでしょうが笑顔が自然でステキです」

―オーサキのコンフォートラインは働く女性にお勧めしたい―
 

大崎:「私は100%女性のお客様相手の仕事なのですが、買いに来てくださる方にお似合いの靴をご提案することがよくあります。販売スタッフも同様ですが、やはり笑顔が有効に働いて購買に繋がることも多いですね」
 

室屋:「接客業や営業の方は、笑顔でいかにお客様の心を引き付けられるかがポイントですね。ブティックオーサキのお靴は大好きでよくお店を覗きますが、スタッフの方がとても親切で感じが良いですね」
 

大崎:「ありがとうございます。室屋さんは普段どのようなデザインのお靴を履かれるのですか」
 

室屋:「若い頃はエレガントな靴に憧れがあり、そういったデザインの靴を求めていましたが、最近は楽な部分に走っているところもありますね。オーサキさんのお靴は大好きで愛用していましたが、仕事柄、出張など動くことが多くなり、最近では移動はスニーカーで、現地に着いたら靴に履きかえるということをよくしています。あるいは最初からコンフォートタイプの靴を履くこともありますね」


大崎:「オーサキにもコンフォートラインがありまして、これがとても人気なんです。コンフォートと言ってもデザインシューズですから、美しさがベースにあります。ぜひオーサキのコンフォートを試していただきたいですね。テンピュールの中敷きがとても履きやすくて、疲れることもまったくありません」
 

室屋:「オーサキさんのコンフォートライン、私も気になっていました。疲れない靴が良いと言ってもデザイン性のないコンフォートは服に合わないし、ちょっと敬遠してしまいます。オーサキさんのコンフォートラインは、見た目は通常の美しいパンプスなのに履くと全然違うと聞いています。履いてみます。楽しみですね!」


大崎:「こだわっておつくりしたデザイン性のあるコンフォートラインです。室屋さんのライフスタイルにもぴったりと思いますのでお試しになってみてくださいね。本日はお忙しい中ありがとうございました」

 

 

プロフィール


 

室屋佳子
 

Brilliant代表、マナー講師、企業研修講師、司会、フェイスストレッチング講師、えがお体操部主宰。
国内・外資系航空会社にて接客業務、社内の教育係を担当。その後、人材派遣会社にて人材コーディネーターとして勤務。常に多くの方々と接する中で、コミュニケーション力の重要性を実感し、「接客接遇マナー」「話し方」「フェイスストレッチング」を学ぶ。独立後は主に接客業におけるえがおの重要性を伝えるマナー講座、表情筋トレーニング講座にて講師を務める。また結婚披露宴、各種イベント、式典進行などの司会を担当。えがおを広めるコミュニティー「えがお体操部」主宰。